西方寺って？・学校法人　西方寺学園　西方寺こども園 呉：広島

西方寺こども園は浄土真宗のお寺のこども園です。 私たちをいつも見まもり、お念仏でつつんでくださっている阿弥陀様に感謝する子どもを育て、同時に私たちもその心を忘れない日々を送りたいと思っています。

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『共命鳥・ぐみょうちょう』～共に生きるいのち～

1つの体に2つの頭をもつこの鳥は、一説によると極楽浄土に生まれる前は、大変仲が悪かったと言われています。片方の頭が「右へ行きたい」と言えば、もう一方は「いや私は左へ行きたい」と、事あるごとに意見が衝突していました。 　身体が別々であれば、さして問題にならないのですが、身体が1つですから当然そこで喧嘩が起こります。ある日、とうとうその喧嘩が高じて、片方の頭が相手の頭に毒の実を食べさせました。 　ところが、身体が1つですから、両方とも命を落としてしまう羽目になったのです。 　その命を落とす寸前に、毒の実を食べさせた頭が、大切なことに気付き懺悔しました。 「あいつさえいなければ…という思いは、私自身をも滅ぼしてしまう…」　
 
私たちは、決して一人では生きていけません。いのちのつながり、いのちのぬくもりを大切に、『共に生きるいのち』でありたいものです。

この柔らかく温かい共命鳥は、全日本仏教会の季刊誌の表紙を描いていておられる　平　みきお　さんに描いていただきました。
作者　平　みきお　さん
東京出身
インク・墨・染料を用いて独自の緻密な画法
「日々の暮らしの中で主張しすぎずに調和し、和みを感じさせてくれる作品」を基本に制作されています。 ・２００８年全国カレンダー展で文部科学省受賞
・NHK「にほんごであそぼ」舞台画作成などイラストレーション分野でも活動

西方寺こども園の創設者　猪野弘経先生の構想でできたデザインです。おしゃか様ご誕生に由来する白い親子象をモチーフにし、 背景には仏旗の6色を選んであります。仏様のみ教えに包まれて、親子で育ちあっていくという願いがデザインの基になっています。

平成26年度に導入したシャボン玉バス。「バスのデザインを先生方で考えられたらどうですか？」と車屋さんからご提案頂きました。最初は、かわいい子どもや動物のイラストを取り入れようと思案しましたが、「やはりオリジナリティが大切よね・・・」と検討を重ねてたどり着いたのが、このロゴマークです。たくさんの動植物がかくれんぼしています。西方寺こども園のお友だちにも、みんなで力を合わせる事ができる人になってほしいです。

西方寺こども園の課外の絵画教室の講師の荒川正泰先生のデザインです。シンプルな中に親しみのある美しいデザインです。

園児さんに人気のシャボン玉バスです。 先生たち考案のロゴマークも大きく塗装されており、窓にはシャボン玉が浮かんでいます。